終辜の剣帝『喪服の
巌の武人『巌のラルゴンキン』
荊刺の女王『緋のパンハイマ』
氷蒼の道化『蒼のジオルグ』



「道化は道化らしく、王の廻りを飛び跳ねてその無聊を慰めるのさ。彼は望んでいないだろうが……僕には彼が必要だった。嫌がるの下に無理矢理仕えた、だから彼は僕に何も望まない。命令をしてくれない。むしろ自分を差し出すことを望む人だ………僕も、魔女も、ラルゴンキンも、彼は対等な友人だと思ってくれているだろうが、僕は心の底からこの思考の隅々まで彼の下僕であろうと心がけている」
なにせ彼が命じないのだから、自分で律するしかないじゃないか。許されるならいつでも彼の足元にはべっていたい。首輪を鎖で繋がれても構わない。彼がそれを与えてくれるなら喜んで服従と隷属を誓うのに。一言、“征け”と命ぜられれば、竜の巣にも異貌の海にも飛び込み、彼の元に帰り着いてみせるのに。
「僕は王の道化だからね」
あぁ、いとしい。いとおしい。
彼の世界(彼の宮殿)で見せる舞踊はどれだけ彼を楽しませられることだろう。
「わかんねぇよジオルグ、そんな関係はおかしい!アンタはエリダナ三指の咒式士だろう、なんで人の下につく!」
「彼は彼を知る者に必ず何かを思わせる。強く、心が死んでしまうほどにね…それを人は狂うと言うのだろうけれど。依存と言う人もいるかもしれない。だが、出来ることなら、僕は彼のためだけに存在していたいと望んだよ」
「馬鹿な……それでは信仰だっ!」
「僕は神を好きじゃないし、信じてもいないけど、が神様なんだったら彼を信じ仕え続けるさ。」
無条件の信頼。無条件の尊敬。無条件の服従。無条件の思慕。絶対の愛情。
「君にも解るときが来る……いつか、必ずね」




「妾は唯一、彼の方にのみ降るのぢゃ。他の虫けらどもがどれだけ潰れようが虫は虫、彼の方のためと言うのもおこがましいと思わぬか?彼奴らは聖上の道に這う蛆。だが、殿はそのような取るに足りぬ下衆どもにまで情けを傾けられる、……美しい彼の方が哀しまぬよう、妾は精一杯、影で排除に励んでおるのぢゃよ?貴様にもラルゴンキンにも出来ぬぢゃろ、のぅ、ジオルグ・ダラハイトや」

「女王は王の隣に控えるものぢゃ。王に仕える魔女はの、聖上の敵を悪意でもってこの上なく苦しめ、死を請うことも出来なくなるような長く残酷な方法で殺すため、そのためだけに殺意の毒薬を地の下でひっそり煮詰めるのぢゃ」




「龍を起こすな。……あの男はお前が軽々しく触れて良い奴ではない」
「龍、ですか、ラルゴンキン。」







三人はがいるときだけ仲良くしゃべる。ジオルグとパンハイマは内心はどろどろの底無し沼。互いに殺意を抱き合う仲。機会さえあれば殺そうと考えている。ラルゴンキンはジオルグよりの中立。でも相打ちにならないかとかひっそり考えてる。
三人はそれぞれ出会うのは別の場所だったけど三人ともが「運命の人!!」とばかりに惚れ込んだ。に付き纏っているうちに互いの存在に気付き、そしてからも紹介される。
「大事な友人に、大事な友人を紹介したいんだけど……会ってくれないか?」
みたいな。
断れません。半ば確信しながらドコゾの貴族の立食パーティーで三人は互いを認識する。
ジ「おやおや……場違いにも魔女がいるね、招待状は偽造したのかい?」
パ「たかが道化が妾の道を遮るのかえ?豚小屋の中で安い踊りを踊っておればよいものを……」
ラ「まあ待て。……、こいつらの知り合いか?友は選べよ」
険悪です。
ヤークトーはラルゴンキンの後ろで誰が勝つか勝率を計算してればいい。クエロは初めて見る(ジオルグが勿体ぶって会わせなかったためです)剣帝の姿に見惚れていればいいです。ガユスに恋敵登場勝ち目無し!
同伴者必須のパーティーなのでそれぞれちゃんと連れてきてます。
ジオルグはクエロ。ストラトスは目を離せばすぐ自殺しようとするからの声に集中出来ないし、がすっごくストラトスを構い倒しそうなため。ギギナはその場で剣を抜いて切り掛かりそうだし惚れ込みそう。ガユスはまだ新米だから。クエロが一番常識人です。ただ融通は利かないけど。
ラルゴンキンはヤークトー。パンハイマは奴隷の一人を。





『以下はギャグ的設定です。笑い飛ばしてください』

魔杖長刀『片翼のセフィロス』
魔杖短剣『平らかに凪ぐレノ』
魔杖大剣『咆哮するザックス』
魔杖剣『闘争を除くクラウド』
魔杖刀『嘲笑う支配者ルーファウス』
魔杖短刀『影に付き従うツォン』